お知らせ
2021.11.12(Fri)

【水前寺の住宅 透湿(遮熱)シート張り】

週末の間にも作業は進んでいき、今は外壁の透湿(遮熱)シート張りが終盤になりました。
透湿シートは木の外壁を雨などの湿気から守ってくれる役割があります。この上に一次防水として外装材とシーリングなどが設けられますが、一番木の近いところで木を守ってくれる透湿シートは丁寧に張り合わせる必要があります。

特にサッシとスリーブの孔など切られる部分の処理が重要ですが、JIO水準に則り、防水効果を兼ねた両面テープをサッシ四方に廻しその上に透湿シートを接着、さらに上からサッシ四方に胴縁を固定して抑えられる方法を取っています。
シートは水が入らないように、下から上へラッピングして貼ることで、上から流れ落ちる水の侵入を防ぎます。防水処理は下から上への手順が基本ですね。職人さんが丁寧に仕上げていただいてます。

室内では継続して配線作業が行われています。
外壁はこれから胴縁や合板など下地が進んでいき
来週には順次外装材が仕上がっていきますのでこれかも楽しみです。

設計・監理・デザイン
一級建築士事務所ATELIER-LOCUS   主宰 村上尊宣
https://www.atelier-locus.jp/
計画・設計・デザイン 担当 村上尊由(一級建築士)
プロジェクトリーダー  孫承賢