お知らせ
2021.09.27(Mon)

【水前寺の住宅 また大きく動き始める現場】

長い時間をかけた構造部の溶接作業が終わり、いよいよ今週の火曜日から屋根工事が始まりました。
台風が去るのを待つことでまた遅くはなりましたが、今では構造の上にしっかりと合板が載っています。

現状、屋根は下地に防水シートと垂木が載ってる状態で、断熱材と、胴縁を付ける前に電気配線作業が行われています。
今回の構法は特殊で、電気配線が屋根の上を通るため、屋根作業の間にも、配線の作業が必要です。
この配線作業が終わったら、今度こそ屋根の完成に向かいます。

作業が遅れることは変化する状況に合わせていく過程で仕方のないことです。
ですが、工事に重要なのは工期だけではありません。

一番重要なのは完成度と、安全です。
その面で、今の現場は大きな問題もなく、順調に進んでいます。

また、建て方が終わってから数週間、大きな見た目の変化はありませんでしたが、小さな作業が常に進んでいて、日々完成度は高くなっていきました。
そういう意味では、延期された工程の間の時間も無駄ではありませんでした。

それに屋根作業が終わったら縦ログがつけられるなど、外見的にも大きい変化が進んでいきます。
今後、様々な方向からその変化する姿も共有していきたいと思います。

設計・監理・デザイン
一級建築士事務所ATELIER-LOCUS   主宰 村上尊宣
https://www.atelier-locus.jp/
計画・設計・デザイン 担当 村上尊由(一級建築士)
プロジェクトリーダー  孫承賢