2025.12.15(Mon)
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【エネルギーと水を循環させるサーキュラーエコノミー建築】
WoodsWall工法は、軽量鉄骨の構造に、壁の全面を一般流通の木柱材を利用する工法です。
地球倫理体現館SDGs LABOはこの工法で建てられ、木材の蓄熱性能を生かすよう、空調の夜間運転を行っています。
夜間(04時~08時)の余剰電力を利用し、輻射空調設備「ecowin」を稼働。木材パネルに蓄熱された熱により、業務時間(8時~17時)にも暖房をかけずに室内温度25℃前後を維持します。
さらに、動力を使わず雨水を純水に浄化する雨水再利用装置「ecowin WATER」で雨水をため、冷房時には室外機に噴霧して空調効率の向上に寄与、それ以外の時期は植栽への散水などに使います。
建物そのものが空調設備と一体となり、大きな環境制御装置として機能しているイメージです。
上記の設備運用に加え、太陽光発電(13.8kW)と蓄電池(13.5kW)も組み合わせ、結果として一般的な同規模オフィス(延床200坪)と比べて電気使用量を50%に抑えることができています。
エネルギーも水も、一度きりで終わらせずに何度も活かすことで、地球倫理体現館SDGs LABOはサーキュラーエコノミーを実践しています。

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