2024.05.24(Fri)
- スタッフブログ
【時間経過による建築の変化】
SDGsLABOが竣工して、半年がたちました。
完工の後、自社で取り付けた社名と建物名のサインもその時間の影響を受けています。取り付けの際には落ち着いた色であまり目立っていなかった木目が、日焼けによって鮮明な木目が現れるようになりました。
完工から冬を過ごし、夏を迎える季節の変化の中で、日光に当たり、雪や雨、そして風といったあらゆる自然作用に順応し、性質を変えていく木の特性がよく見える変化だと言えます。
このような特性は、木材が自然に近く、優しい材料であると同時に、木が建築の一部として使われた後もなお、建物と一緒に生きているように感じさせます。
竣工し建物が完成した後でも、このように時の経過や周囲の環境の変化によって見え方や感じ方が変化していく様子が感じられることが、建築業の面白さの一つであると言えます。
今後もこのような変化の過程を楽しみにしつつ、業務に取り組みたいと思います。
一級建築士事務所ATELIER-LOCUS
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